ステイホームのストレスを解消するために考えた
みなさん、ここ最近は新型コロナウィルスの世界的パンデミックのせいで、制限の多い日々、ステイホームが推奨(強制?)された日々が続いていましたが、元気でしたか?
いや多分大半の人は「大丈夫、何も問題ない」とは言えないですよね。
この状況を逆手にとって稼いだ人以外は…
日本では2020年の2月ごろから、なんだか雲行きがあやしくなり、2020年4月には「緊急事態宣言」が出されましたね。そして、なるべく家にいる事を強いられましたね。
この時、多くの人が苦しんだのが、お金のほかには「人との会話の不足」「新しい体験の不足」「コミュニケーション不足」でもあったのではないでしょうか?
少なくとも、私はそうでした。
なにせ友達と飲み会を開いて、いろんな話題について議論するのがストレス解消手段だったので。
…このままでは、メンタルがやられてしまう…!何かないか何かないか…
で、トライしてみたのが、当時すでに流行していた「オンライン英会話」の体験レッスンでした。少なくとも、誰かと会話できるので。(英語だけど)
私が試したのは
・DMM英会話
・レアジョブ
・ネイティブキャンプ
・ビズメイツ
・EFイングリッシュライブ
の体験レッスンでした。(まあまあ多い方かな)
それぞれの特色については、また別の機会に書く事もあるかもしれませんが、
最終的に私が契約する事に決めたのは 「ネイティブキャンプ」のオンライン英会話サービスでした。
何といってもネイティブキャンプは「レッスン回数無制限」「予約しなくてもすぐレッスン可能」「先生たちの国籍が豊富」という点が魅力でした。
無料トライアルが7日間あったので、いろいろな先生に会ってみて契約を決めました。
以下、パンデミック中の私のオンライン英会話の概略を書いていきますね。
- ステイホームのストレスを解消するために考えた
- 英会話初心者のオンライン英会話の始め方
- ステイホーム中のオンライン英会話で最初に話したこと
- オンライン英会話はメンタルヘルスにも効果的
- オンライン英会話開始後1年半経過、その先の英語学習と目的
英会話初心者のオンライン英会話の始め方
私の英会話経験としては、すごく昔にリアルの英会話教室に週2回くらいチャラチャラ通った程度で、あとは海外一人旅を2回くらいした事があって、まあ、行き当たりばったりで、何とか単語並べて苦しみながら、ほんとーーに最低限の事を「出川イングリッシュ」で話せる、くらいでした。
しかし、検索すれば「レッスンを初めて終わらせるために最低限必要な英語」を
紹介してくれているサイトがあったり、ネイティブキャンプにはレッスンをするために知っておきたいフレーズ集のサイトや、「レッスンをするためのレッスン」があったりもするので、何とか乗り切りましたね…
ネイティブキャンプを始めた私は、自分が心地よくできるレベルがわからなくて、
最初のうちは、いきなりビジネス英会話のテキストを選んで撃沈したり、とりあえずできそうな発音のクラスを取って、自分の英語が少なくとも先生に通じるようにしようとしたり(効きました)、日常英会話中級コースを取って、先生が文法の説明を英語でしてくれるので、その「文法英語」がわからなくて撃沈したりしてました。
最終的に、日常英会話の初級コース→中級コース→上級コース(全160レッスンくらい?)を順番にやっていく事に決めて、先生は予約したりしなかったり、国籍も性別もランダムに選んでここまでは1年くらいでコンプリートしました。
そうすると、先生が文法の説明を英語でしてくれても、ある程度わかるようになります。たまに、めちゃくちゃ面白い先生に出会えて、笑いが止まらないこともあります。
その間、ちょっとした雑談などもはさむので、ステイホームでも新しい人と会話を楽しむ事ができました。
ステイホーム中のオンライン英会話で最初に話したこと
これはもう、「このパンデミックの中で、あなたの住んでる国の状況はどう?」
を聞きまくりました。フィリピンの先生、セルビアなど東ヨーロッパの先生、
トルコの先生、アフリカ諸国の先生、メキシコなどラテンアメリカの先生、みんなに聞きました。
やっぱり、みんなそれぞれに苦しんでいたようです。
以前の仕事をパンデミックでクビになって、今はフルタイムのオンライン英会話講師している人、とか、以前クルーズ船の船員をやっていて世界中を回っていたんだけど、クビになってオンライン英会話講師を今はやっている、っていう人とか(セルビアとかにわりといた気がする)。
そしてもちろん、日本の話、自分の話も聞いてもらっていました。パンデミック以上に、他人を攻撃する人たちが増えた事も怖い、とか。自粛警察と呼ばれる人たちがいるとか。これについても、お国柄とか人柄によって「感染した人を責めるとか信じられない!」とか「ウィルスは話せないから攻撃しても面白くないけど、人を攻撃したら反応があるから面白くてやるのかもね」とか色んな反応があって興味深かったです。
あと、「以前みたいに運動できなくて、体重増えて困る」も世界共通でした 笑
もちろんお互いストレスもたまっているんですが、
先生側も異国の生徒に励まされる事もあるようで、基本的には前向きな人が多かったです。「栄養とって、運動して、健康でいようね!」って感じで私もたくさん励ましてもらいました。
オンライン英会話はメンタルヘルスにも効果的
先に書いたように、とりあえず「英語を学ぼう」「英語を教えよう」と考える時点で
前向きな人が集まってくるので、多少気分が落ち込んでいても元気づけてくれます。
友達と会話できなくても、フィリピンの先生とネットフリックスで見つけたイケメン俳優について話しながら、お互いツボに入って笑いあったりできるのは助かりました。
ちなみに、ネットフリックスを契約した理由の半分は、オンライン英会話の先生たちと
共通の話題を持つためです。日本のアニメに詳しい人もいたり、いろんなコンテンツの話ができました。
あとは、今日感じたストレスについて、フリートークレッスンで聞いてもらう事などもできます。
ただし英語で話さなくてはいけないので、これがとっても生産的です。
普通に日本語で愚痴を言ったら、ゴールのない毒吐き(それもいいけど)になりますが、少なくともそれを説明するための単語を調べたり、言い方を考える必要があります。
そして「話したい!」という強い欲求があるので、がんばって伝えようとします。
これが、なんと言語学習にとっても効果的だったんです…
サッカー元日本代表GKの川島選手(いろんな国のチームでプレーしたので、6か国語くらい話せる)が「好奇心を活用するのが効果的」と言っていて、「そうだな!」と思いましたね。
日本代表GK、川島永嗣がつかんだ英語学習のコツ:日経ビジネス電子版
オンライン英会話開始後1年半経過、その先の英語学習と目的
「英語学習は開始後2年目以降が勝負」という言葉をどこかで見ましたが、本当にその通りだと思います。実際、1回25分×400レッスン以上を受講しましたが、私の場合ぜんぜん「英語ペラペラ」ではありません。
私は、いろんな人と前向きな意見交換(海外の人を含む)をするのが好きなので、
レッスンそれ自体も楽しんでやっています。へー、そんな風に考えるのね、日本人と全然違うね、とか、そこは日本人と似てるのね、とか。
なので、自分の考えを表現するための英語は、ぐちゃぐちゃながらに伝わるレベルにはなったと思うけど、AIスピーキングテストを受けても全然点数が上がらないという…
まあ良いんです、いつかそこを強化しようと思う日が来たらやります。
いまは、「この灰色の日々に彩りを与えるんだ」って目的で、デイリーニュース教材を題材にその時々で気になったトピックについて、フィリピンの先生や、その他いろいろな国の先生にどう思うか聞いたりしています。
「あなたの英語学習のゴールをはっきり決めなさい」とよく言われるけど、私は
・レッスンそれ自体を楽しみたい
・英語への言語ハードルを取り払って、英語で情報収集したい
・今やってる事を英語でもできるようになりたい(仕事とかも)
・音楽が好きなので、グラストンベリーとかコーチェラとか海外のデカいフェスに行ってそこで自分の身を守りながら楽しめるレベルの英語力が欲しい
ってとこですかね。
一番強いのは最後の「海外ロックフェスに行きたいし、ネイティブ勢に言い負けないレベルになってちゃんと楽しみたい」ですね。(予算どうすんだ問題もあるけど)
以上、コロナ禍のステイホーム中に私がやってた事のひとつを紹介させていただきました。
英語学習については、オンライン英会話以外にもやっている事がいくつかあるので、
また別の記事などで紹介させてもらいますね。
また、最近やっているオンライン英会話で「CAMBLY」というサービスがあるのですが、ネイティブと必ず話せるのが魅力ではあるものの、なかなか乗りこなすのにコツがいるので、その事についてもこんど書きたいと思います。
ではみなさま、その時まで、ステイセーフ、ステイヘルシー!(これ先生みんな言う)