サマーソニックのアーティストラインナップ、発表されていますが、今年もすごい顔ぶれですね!
「見には行きたいけど、真夏の野外フェスとかしんどそう」
「じぶん、体力ないから無理かも…」
「一緒に行く人いないし…」
…大丈夫、私も同じですけど見たいもんは見たいので、行ってますから!
体力ない(こちらアラフォー)人でも、なるべく楽に過ごすためのコツがあるんです。
この記事では、サマソニ大阪参戦回数3回(計5日)の筆者が行った経験に基づいて、古参ぶってサマソニ大阪の楽な行き方歩き方ハウツーを書いていきます。
(友達と行った事もあるし、ぼっちで行った事もあります。私の場合ですが
どっちでもそれなりの楽しみ方があります)
- ☆サマーソニック、通称サマソニとは。
- ☆チケットの買い方
- ☆会場の場所はどこ?
- ☆持ち物、服装、靴
- ☆アーティストや楽曲の予習
- ☆サマソニ参戦当日の過ごし方
- ☆ぼっちで来てる人はいるか
- ☆サマーソニック大阪が東京よりお得でお勧めだと思う件
- ☆まとめ
☆サマーソニック、通称サマソニとは。
毎年、真夏のお盆くらいのだいたい土日の時期に、東京と大阪、同時に2日間(2019は3日間)開催される、都市型大型野外フェス。
1日目東京で出てたアーティストが、2日目は大阪へ出演、またはその逆、という風に、大阪でも大物海外アーティストを見られる貴重なチャンスとなっています。
会場内には、周辺のアジア諸国や欧米からも、ビッグアーティストのライブを聴きにきたYouたちも例年まあまあの人数来ています。
そして!アーティスト発表が続く季節になってきましたね!(2019.6月 執筆時現在)
今年はB’zも来たりと、初参戦を考えている人も多いのではないでしょうか?
SUMMER SONIC OSAKA LINEUP 8/16 FRI - SUMMER SONIC 2019
☆チケットの買い方
とても早い時期に2日(2019年は3日あるけど)通し券を買っておくと、安くなるのでお勧めです。
1日あたりのチケット単価が高いので、気合いもいるでしょうが、モトはとれます。
(2019年、大阪は1日13,800円、3日通し券36,000円)
また、お金に余裕があって、楽をしたい人は、通常のチケット料金より高い、プラチナムチケットというものがあり、ライブをあなり前方で見られたり、専用の日陰の休憩所があったり、専用クロークがあったり、体力温存しつつリッチな気分で楽しめるのでお勧めです。わたしもホントはコレで行きたい。
(2019年は1日あたり25,000円です)
☆会場の場所はどこ?
「都市型フェス」と呼ばれていますが、梅田や心斎橋で行われる訳ではありません。
だいたい、「舞洲スポーツアイランド」と呼ばれる、大阪の湾岸部にある広い敷地で開催されます。
舞洲は、「まいしま」と読みます。「まいす」じゃないですよー。
最寄駅は、大阪メトロ中央線コスモスクエア駅です。そこから会場までのシャトルバスに乗り、だいたい15分くらいで現地に到着します。ちなみに、補助席の可能性はありますが、筆者の参加経験でいくと、シャトルバスでは毎回座れました。(旅行会社が間に入ってるっぽく、満席になったら締め切って次のバスに乗ってもらっているので)
このシャトルバスのチケット、事前に購入してからコスモスクエア駅へ行った方が絶対ラクなのですが、ライブのチケットよりだいぶ後に発売になりますので、忘れないようにに要注意です。ライブのチケットだけでは乗れません。
公式サイトのチケットのページに詳細が後日掲載されてきます。
2019年の場合は、ローチケ(ロッピーにて購入)か、CNプレイガイドで買えて、往復800円ですね。で、参戦する人数×日数分を購入します。
☆持ち物、服装、靴
サマーソニックをはじめとする夏フェスの持ち物は、まずはこちらをご覧ください↓
サマーソニック大阪は、とても暑いです。昼間の日差しは、だいたい中々強いです。
雨でなければ、暑さ対策、日焼け対策、そして、ライブを前方で見るなら、もみくちゃになっても大丈夫か対策(足を踏まれることもあるので、ちゃんとしたスニーカーなど、また、悲しいことに痴漢も時々出没するらしいので、服装で露出する場合はマッチョな彼氏でも連れて行きましょう。いや許さん。)
飲み物や食べ物は会場で調達できますが、到着までに汗をかいたりするので、事前にミネラルウォーターやポカリスエットなどのペットボトル500mlくらいを持って行くと安心です。
会場近くにコンビニがありますが、とても混むので寄ると時間をかなりロスしますね。だったら、その時間でライブ見た方が良いです。
そして、お金、そして何より、チケット!!です。忘れたら救済策はありませんので…
☆アーティストや楽曲の予習
LINEミュージックなどの各種サブスクリプションサービスに、サマーソニックの「予習用」のプレイリストが6月7月くらいには出てくるので、それを聴き込むのが早いと思います。
また、音楽雑誌でフジロックとサマーソニックの予習用に使える特集なども出始めるので、ネットやリアルの書店をチラチラチェックしていくと良いです。
または、この辺のサイトも良いかと。↓
☆サマソニ参戦当日の過ごし方
・何時から行くか
当日、物販に並んでオフィシャルTシャツやアーティストのTシャツ・グッズを買って着替えたり、CDを買ってサイン会(新人アーティストを中心に会場内でやってたりする)に参加したいならば、朝8時くらいにはコスモスクエア駅に着いておきましょう。
※この時点で帰りの料金分の交通ICカードのチャージを済ませる、もしくは、コスモスクエアからの帰りの切符を駅で買っておきましょう!これ大事!帰りの駅の混雑はなかなかです。
体力にそんなに自信ないし、朝が苦手という人は、観たいアーティストが早い時間にいないのであれば、お昼すぎに到着しても充分楽しめます。ヘッドライナー(トリ)だけを観に、夕方になってから来る人もいます。
シャトルバスは常時動いているので、行ける時間から行く、で全然大丈夫です。
サマソニ初参加の2015年は、観たいアーティストが夕方〜集中していたので、お昼ごろ繰り出して、いちばん大きい、オーシャンステージをメインに、イマジン・ドラゴンズ、ファレル・ウィリアムズ、ZEDDなどで興奮し、前の方で混雑した状態で見てたので帰るころには足がものすごーく辛かったです。
SUMMER SONIC OSAKA LINE UP - SUMMER SONIC 2015
てか、2015年って、あのBTSがフラワーステージっていうとっても小さいステージに出てたんですね!観ておけば良かったな 笑
こういう事があるから未知のアーティストのライブも面白いのですよね。
・会場での動き方
物販に最初に行かない場合は、シャトルバスから降りたら、紙のチケットをリストバンドに交換する場所があるので、そこを真っ先に目指します。
リストバンドは片手だとちょっとつけづらいので、友達同士で装着を手伝ったりします。ひとりで行った時は、筆者は係のお姉さんに手伝ってもらいました。
このリストバンド、少し丈夫な紙素材?みたいなものだったのですが、無くしたり壊したりするとステージに入場できないので、大事にしてください!
各ステージ入場時にチェックされてましたので。
・暑さ対策、日焼け防止
サマソニのグッズ、何買おうかな?と物販で迷ったら、フード付きバスタオルはお勧めできます。ある年買ったのですが、フードが日よけにもなりますし、とても役立ちました。
ライブとライブの間の待ち時間の日差しがキツイので、「ヘリオケア」のような飲む日焼け止めと、日焼け止めクリームを併用するのも良いと思います。
ヘリオケアとは↓
美容皮膚科とか行かなくても、色んなとこで売ってるので、筆者はネットで普通に買いました。個人的な感覚としては、これを飲むと日焼けによる鼻の頭の皮むけなどが起こらないので、効いていたかもな?と後々思います。
もちろん、筆者は(たぶん多くの来場してる女性も)塗るタイプの日焼け止めも1時間おきくらいに塗りなおして対策しています!
時間帯と場所によっては蚊がいたりもするので、虫よけスプレーも持ってると良いです。
・会場マップはけっこう大事
サマーソニック大阪の会場は、とても広いので、(フジロックやサマソニ東京には負けますが)会場の端から端まで歩くと、混雑が無くても20〜30分くらいはかかります。ステージの数も4つあり(オーシャン、マウンテン、ソニック、マッシヴ)それぞれのステージが大きいので、ステージ間の移動はそこそこ時間がかかると思って下さい。
で、どっちに行ったら目的のステージかわからず、道に迷ったりもします。スマホで見てると画面も小さいので、当時リストバンド交換時にくれる(はず)、各ステージのタイムテーブルと会場マップが載った紙のパンフ?的なものは、けっこう大事です。
忘れずにもらうようにしましょう。
まあ、迷ったら誰かに聞けばよいのですが、たまーに誰もいない僻地に迷い込むこともあるので(え!?私だけ!?)
・タイムテーブルのカブりに悩みながら、これだと決めたライブに行く
たとえば、2018年大阪のタイムテーブルをご覧ください↓
TIMETABLE - SUMMER SONIC 8.18 SAT 8.19 SUN | SUMMER SONIC 2018
オーシャンステージでやっているマシュメロのウラで、マウンテンステージでバレットフォーマイバレンタインだと!?
…どっちも見たい!カラダがふたつ欲しい!普段なかなか近場ではライブを見られないアーティストがたくさん来るので、タイムテーブルで大物同士がカブります。
お友達と行く場合は、それぞれ観たいアーティストが違う事もよくあるので、事前に打ち合わせする、当日その時間だけ別行動する、など発表されたタイムテーブルを見ながら対応を相談しておきましょう。
…こういう時、お一人様で行っていれば気楽です。自分のなかでは悩むけど、気を遣わずに好きな方を好きな位置で見られるので!
ステージ近くの前方エリアまでいけば、もう人口密度が高すぎて誰がぼっちとかは関係なくなりますし。
・各ステージの特徴を雑に紹介
オーシャンステージ:いちばんデカい
マウンテンステージ:オーシャンの次にデカい、ここ数年は野球場のような場所がそう。
ソニックステージ:唯一の屋内ステージ。日差しがキツい時間帯は、ここのスタンド席に避難しつつ(涼しいです)、思いがけず面白いライブに遭遇する事もある。トイレはここで寄るのがお勧め。仮設じゃないので。
マッシヴ:邦楽アーティストが集まりがち
・飲み物、食べ物事情
たくさんのお店が出ており、飲み物はお酒、お水、スポーツドリンク、レッドブル、レモネードなど、各種ありました。ソフトドリンク系は500mlペットボトル1本250円くらい?会場外で買うよりはぼったくりで高いけれど、熱中症予防が第一優先になるので。
フードのお店は、美味しい所もたくさんあります。値段としては、大体「ステーキ丼、1,100円」「たこ焼き8個入り 600円」とか、会場外よりは高いですが、漏れてくる音楽を聴きながら食べるのも楽しいものです。
お昼時は買うまでに並んだりとかもありますが、筆者はピークの時間(12~2時くらい?)をなるべく外すことで大行列を回避しています。早くに「売り切れ」となるものもあるので、様子を見ながらですが・・・
かき氷や、アイスクリームも売っていて、暑い時間には早い者勝ちですぐ売り切れますが、ステージセッティングをぼーっと見物しながら食べるのが筆者は好きです。至福です。
・座れる場所はあるの?
正直、座る場所が少ないので、ステージ転換の時間に空いてるスペース行ってごみ袋敷いて芝生に座ったりしています。飲食スペース近辺は、何かと座れる場所が用意されていますが、いい場所はグループで来てる人に占領されがちですね。
もしくは、先ほど書いたように、日陰を求める時はソニックステージのスタンド席へ行きます。※ここは飲食する場所ではないことに注意
・トイレ事情
フェスのトイレ事情のなかではマシな方だとは思いますが、仮設トイレがメインです。
会場内何箇所かに分かれてあるので、マップで確認しておきましょう。
トイレットペーパーはありましたが、念のためティッシュも持参するスタイルですね。
前述のソニックステージのトイレは、仮設ではないので、私は気に入っています。
※トイレ待ちの行列がイヤ、という人への裏技は、「大物アーティストがライブやっている時間帯にそのステージの最寄りのお手洗いへ行く」です。確実に空いています。
そのアーティストが自分の中で外せない人じゃない場合に限る方法ですが。
・大物アーティストのライブを前の方で見たい時
目的のライブ直前に入っても、前方は既に埋まってる事が多く、サマーソニック大阪ではあまりありませんが、人が増えすぎると危険防止のために「入場規制」というのがかかって後から来た人は入れなくなります。
なので、1つか2つ前のアーティストの時点で目的のステージに移動しましょう。
アーティスト入れ替わりの合間は人が動くので、隙間を見つけながらけっこう前方に移動できたりします。
これで、今までノーマークだったアーティストのライブに思いがけず心打たれる、なんていう事もあるので、フェスは楽しいのです。
くれぐれも、「目的のアーティストのライブ以外興味ないし」という態度で、客席前の方を集団で陣取って、いまライブやってるアーティスト無視するのはやめましょう。
ライブキッズに嫌われます。
何より、そのアーティストに失礼だと思うので…。
他のアーティストに耳を傾ける気が無いのなら、フェスにではなく目的のアーティストのワンマンライブに時間体力お金を捧げる事を強くお勧めします。
・ちょっとトイレに行きたいんだけど、場所は確保しておきたい場合
ひとりで来てて、既に良い場所確保してて、ステージ転換待ちなんだけど、一回このエリア出たい、でも出たら戻れない、どうしよう!って時、あると思うのです。
ある時見た韓国から来たっぽいお兄さんが高等テクを駆使していました。1)近くにいるフレンドリーそうな可愛い女子二人連れに声をかける(ハロー?)2)ちょっと外に出たいんだけど、僕の場所とっておいてもらっていい? 代わりに、ドリンク買ってきてあげるよ(その時酷暑)ビール?お水?レモネード? OK、ありがとう、よろしく!(わかりやすい英語) みたいなやりとりをし、しばらく後彼は約束どおりドリンクを手にして戻ってきて、無事元の位置に戻っていました。
…なるほど!世の中交渉ですねえ。
・ステージやライブ以外にも、遠くに聴こえる音楽を聴きながら会場をぷらぷら歩いてアートワークを見るのも楽しい
会場はこんな感じで、毎年ワクワクする演出が色々とあります。このへんのアートワークは、ライブペインティングというのでしょうか、朝、開場と同時に描き始めて、だんだん出来上がっていく過程を見られて面白い・・・
☆ぼっちで来てる人はいるか
そもそも、誰がぼっちなのか、誰が一時的に仲間と別行動してるかなんて、見ても全然わかりません!色々な国から、色々な特徴の人が来てるし、三度見するようなファッションの人もたくさんいるので、ぼっちで来てるとかお一人様かどうかなんて、些細な違いにしか感じなくなります(筆者の場合)
ライブ待ちの間は、おしゃべりしてる人以外は、大体みんなスマホゲームしたり、SNSしたり、自由に過ごしています。なので、スマートフォンの予備バッテリーだけはちゃんとあると助かります。
※ちなみに、携帯の電波はふつうにあります。筆者は某大手キャリアのスマホを装備して行きましたが、特に不便は感じませんでした。
☆サマーソニック大阪が東京よりお得でお勧めだと思う件
サマーソニック東京にはまだ行った事がない筆者。東京しか出ないアーティストもいたり、規模も大きくて羨ましい!と思う事がある一方で、大阪の方が実はお得なんじゃないかと思っている点があります
・チケットが少し安い
ステージ規模や、アーティストの出演組数(とくに邦楽勢)に差があるので、これは当然そうしてほしい。でも、洋楽大物アーティストは大阪をスルーさせていない。クリエイティブマンさん(主催者)ありがとう。
・アーティストが近くで見られる
大阪の方が東京より入場者に余裕がある?からなのか、狙えばかなーり前方でアーティストを見る事が意外とあっさりできる場合も結構あります。
座席やエリアの決められているワンマンライブと違うメリットですし、同じサマーソニックでも、この点で大阪が有利、というのはあると思います。
肉眼でイケメンアーティストがよく見えるのはすごいですよね。(大きいステージにはスクリーンもありますが)
☆まとめ
と、ここまでサマーソニック大阪に対する溢れ出る愛で長々と書いてしまいましたが、最後に伝えたいことは、
・帰りのシャトルバスチケットは、事前に必ず確保しよう!
です。だいたい当日券もあるのですが、運営の都合によって、「帰りのシャトルバス券、当日発売分は売り切れました」(意味不明)という年もありました。
帰りのシャトルバス券が買えなかった人たちは、
1)超満員の路線バスでコスモスクエア駅まで時間かけて立って行く
2)1時間くらいかけて、歩いてコスモスクエア駅まで行く
のだいたい2択だったと思います。
運良くタクシーに乗れた人もいたかな…
基本的に一日中立ちっぱなしなので、夜には足がぼろぼろに疲れます。
この時点で帰り道のハードモードが確定したら、なかなかの絶望を感じることでしょう…
帰りのシャトルバスも、乗るまでは30分くらい並んだりしますが、乗ったら座れます。これは疲れたカラダには大きな違いです。
それぞれの道のりで、気をつけて帰宅して、
忘れずに日焼けのケアをしてから翌日に備えてしっかり寝ましょうねー
以上、筆者自身の体験から言えることをお伝えしました。「行きたいし、行こうと思えば行けるけど、誘う人いないし」って人は、もうお一人様でいいから行ってみては?
って話でした。
わずかなチャンスがあれば、つかもう!
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