RUSH BALL(ラッシュボール、通称ラシュボ)とは
グリーンズが主催する、いわゆる夏フェスです。だいたい、8月最後の土日に行われ、学生にとっては「課題終わってるのか」が参戦できるかどうかに関わる時期となっています…
客層は、やはり10代〜20代が多い印象です。全般的に若いです。でももちろん、夫婦で来てたり(ほのぼのします)、子供を連れてきていたり、普通に友達と、あるいは一人で来ている大人もいます。
この記事では、「ラッシュボールってよく聞くけど何?」「ラシュボ行ってみたいけど、実際どんな感じなの?居心地とか会場の雰囲気とか」というあなたへ、3回ほど参戦した事のある筆者が、経験からお伝えできる事を書いていきます。
- RUSH BALL(ラッシュボール、通称ラシュボ)とは
- ラッシュボール会場の泉大津フェニックスへの行き方
- 泉大津フェニックスに車で行く場合
- 泉大津フェニックスへ行くのに確実なのはシャトルバス
- ラッシュボールのチケットはいつ頃から発売?値段は?
- ラッシュボール会場内の居心地は?
- 物販に並ぶ人は、ライブとの時間の兼ね合いに注意!
- ラッシュボールのオープニングアクトにも注目
- 野外ライブでの位置取り・気を付けること
- 会場での食べ物・飲み物の調達について
- 「小さいステージ」ATMCでのライブを聞いておくと後で自慢できるかも
- ラッシュボールのトイレ事情
- ヘッドライナー終了後、帰りの混雑
- シャトルバス〜泉大津駅までの道のり
- 無事家(または宿)に帰るまでがフェス
ラッシュボール会場の泉大津フェニックスへの行き方
泉大津フェニックス、って何?ホール?違います、海沿いにある、だだっ広い土地(広場)です。
泉大津フェニックス | 公式ホームページ泉大津フェニックス-TOP
数年前までは地面が土だったので、激しいライブになると土埃が舞い上がってすごかったのですが、2018年に行った際には、一面に芝生が整備されていて、かなり快適になっていました!
もう、土埃よけのバンダナで鼻と口を隠して銀行強盗のような姿で歩かなくても大丈夫です。また、足下が芝生だと、熱を溜め込みにくいのか?土だった時よりだいぶ涼しいですね。
雨の日は、レインコートと長靴で行こう。地面がこうなる…
泉大津フェニックスに車で行く場合
駐車場の出入りに、びっくりするほど時間がかかります。
なので、おやつ、飲み物など、なるべく準備して、車で行く場合イライラせずに済む工夫をすると良いです。
お勧めなのは、事前にipodなどで、出てるバンドのプレイリスト作成しておいて、流しながら気分を上げる、ですね!
これは、帰りに駐車場の出待ちをする時も、余韻にひたれるのでなかなか良いと思いました。(やっている人がいた)
泉大津フェニックスへ行くのに確実なのはシャトルバス
シャトルバスのチケットは、できれば事前に購入しておいた方がいいです。泉大津駅から、シャトルバス乗り場まで、徒歩15分くらいかと。混んでますし歩きます。その間、住宅街?という感じですし、乗り場にもなく、乗るまでにまあまあ待つので、トイレは、泉大津駅で行っておいた方がいいです。
バスの定員を管理してるスタッフさんがいて、補助席かもしれないけど座れるように定員を調整してくれます。
バスが発車してからだいたい15〜20分で、会場に着きます。
泉大津フェニックスは広いし人も多いので、入ってからステージまで10分以上はかかったと思います。
シャトルバス乗り場は、泉大津郵便局の近くです。この建物が見えてきたら方向は合ってます。
ここがシャトルバス乗り場。当日バス券が必要ならここで買います。
会場前でバスを降りてから、まあまあ歩きます。うわー楽しみー(見えてるのはメインステージの後ろ姿)
もうちょっとだ…
ラッシュボールのチケットはいつ頃から発売?値段は?
5月の初旬くらいから発売になるので、ラッシュボールやグリーンズのサイト・SNSに注意しておきましょう。
1日券が6,800円、2日券で12,500円(2019年の場合)と、サマーソニック1日分よりも安く2日通しができちゃいます。
学生さんにも優しい価格設定ですね!
しかし、抽選にもれる、など、悲しいことにチケットがなかなか手に入らない場合があります。
その時は、「RUSH BOX」という、グッズとセットになったチケット(その分割高にはなりますが)があるので、そっちを狙うと無事確保できたりします。
この、「RUSH BOX」ですが、出演アーティスト名の入ったTシャツや、2日通し券であればイベント名の入ったタオルなどが付いてくるので、事前物販みたいなものですね。当日早起きしたり、ライブの時間を気にしながら物販の長い列に並ばなくても、既にTシャツがある、というのはメリットありですね!(2019年6月現在)
ラッシュボール会場内の居心地は?
会場に着いたら、まず、メインステージの後方、レジャーシートOKエリアに向かいます。自分たちのレジャーシートを敷いてリュックなどの荷物を置けるスペースを確保するのをお勧めします。(人数に対して場所をとりすぎると迷惑なので気をつけましょう 笑)
また、ここでお昼を食べたり休憩したりできるので、良い場所をとれると快適に過ごせます。(日陰は無い、というのが注意点なんですけど…)
時間が遅くなればなるほど、スペースが無くなっていきます。もちろん、貴重品は身につけて動きましょう。
シートエリアはだいたい混む…そして暑い。でも疲れたら座れるのありがてぇ…
夕方のこういう会場の風景が大好きだ
物販に並ぶ人は、ライブとの時間の兼ね合いに注意!
人気のバンドの物販だと、ものすごい行列で2時間とか並ぶこともあります。(WANIMAとかはいつもすごい列です)並んだ挙句、欲しいデザイン・サイズが売り切れたとかも、物販あるあるです。第1希望から第3希望くらいまで決めておき、サイズもどこまで妥協できるか、並びながら状況見ながら決めておきましょう。
(たまーに、順番きてから優柔不断を100%発揮している人が自分の直前にいて、代わりに決めてあげたくなります…)
でも、一番気をつけて欲しいのは、「あなたが一番観たいバンドのライブには間に合いますか!?」という点です。ライブのタイムテーブルをよく見てください。物販列で粘りすぎて、好きなバンドのライブに間に合わなかった人を私は知っています…
物販エリアはこんな感じ。ライブ中の空いてる時間に行きました。
ラッシュボールのオープニングアクトにも注目
みんなが入場してきて、物販行ったり場所取りしたりしてる時間帯に演奏してるアーティストも、なかなか良い人が来ます。
この時間帯は、オーディエンスが少ないので、かなり前の方で見る事も可能です。
何年後かには、見るのがなかなか難しいアーティストに成長しているかも!?
(2018年はReNを見ましたが、ループステーションとギターで作り上げる世界がかなりカッコよかったです)
野外ライブでの位置取り・気を付けること
ラッシュボールには、メインステージと、”ATMC”と呼ばれるサブステージ、年により配置は変わりますが、2つのステージがあります。
一方のステージがセッティングしている間に、もう一方のステージでライブをやる、というスケジュールで進んでいきます。
それぞれのアーティストのライブについては、長くなってしまうのでここでは書きません。
(とても良かったことは間違いない)
フェス慣れしていない場合、気をつけた方がいい事は「どこで聞くか」の場所取りです。前方の真ん中付近で見たい!と思ってしまいがちですが、ぎゅうぎゅうに押されて身動きできなくて辛い可能性大です。
真ん中〜後ろでまったり見る、もしくは、前の方で見たいアーティストの場合は、左右どちらか側に寄ると人の少なめな「安全地帯」がありがちですので、そこで楽しむのをお勧めします。
(お目当てのバンドマンがステージのどっち側に立っているのかを考えて行くとよいです◎)
また、前の方に行きたい人は、大きなリュックや荷物はクロークやお友達などに預けて、ウエストポーチとタオル、水分だけ持って、身軽になりましょう。人がツメツメなので、自分もしんどいですし、大きい荷物は迷惑がられてしまいます。
各アーティストのライブの合間に、楽器などのセッティングのための時間があり、立って待つことになったりします。そこで日差しに耐えられるような装備をしておきましょう。
この時間帯に、気合いだけで帽子もなくやってきて熱中症になって離脱していく人もいるので… (気の毒です)
私はステージを観察して過ごすのが好きなのですが、さりげなーくアーティスト本人がスタッフに混ざってセッティングするバンドもあったりするので、楽しめます。
メインステージはこんな感じ。高まるー
会場での食べ物・飲み物の調達について
会場内には、そこそこ多数の屋台が立ち並んでいます。昼食、おやつ、ポカリスエット、ビールなどが調達できます。
いわゆる「フェス飯」を楽しんだり、水分補給するために、3000円くらい予算を取っておくと楽しめるかも?という位です。
だいたい、「ステーキ丼 1000円」とか少し外界より高めの値段設定になってるので。
また、行列が長いお店もあるので、観たいライブに間に合うように注意!です。
何の行列かわからなくて、前の人に「ここは◯◯の最後尾でいいんですよね?」と聞いたら、全然違ったという事もあるので、先に確認してから並ぶのがベターですね。
飲食の屋台はメインステージ横にずらっと並んでいます。フェス飯最高。
かき氷とか冷たいものを食べて熱中症予防しよ…
「小さいステージ」ATMCでのライブを聞いておくと後で自慢できるかも
あの「ヤバいTシャツ屋さん」もかつてATMCの方でライブをやっていました。(人がはみ出ていましたが)
2018年だと、teto、サイダーガールなど、今やワンマンツアーを回っているようなバンドも出ていたので、今のうちに見ておいた方がいいアーティストが大集合してます。
2019年もATMC出演アーティストが発表になっていますが、ここからどこかのバンドが大きく化けるかもしれません…
https://www.rushball.com/artist/
ラッシュボールのトイレ事情
会場にあるのは、屋外イベント用の簡易トイレですが、そこまで数は少なくもなく、列を整理するスタッフさんもいたりして、そこまでしんどくは無かったです。
トイレットペーパーはありました。手洗い場もありました。
シャトルバスの乗り場までが行きも帰りも遠かったり、その辺りにはトイレがなかったりと、会場設備はチケット代に比例してる部分もあるような…。
2019年は様式トイレもありました…!進歩!
ヘッドライナー終了後、帰りの混雑
帰り、最後のヘッドライナーまで見て、さあ帰ろう、となると、退場にも時間はかかります。終電の時間が早い人は、ヘッドライナー前とか、途中で泣く泣く帰る場合もあります。
やっと駐車場や泉大津駅へ向かうシャトルバス乗り場にたどり着いた後…
車できた人たちが駐車場から出るのも時間がかかります。
シャトルバスに乗るまでも30分〜1時間くらい待つので、友達とライブの余韻をおしゃべりするとか、スマホゲームで楽しむとか、バッテリーと通信量余裕勢は動画とか映画とか見たりする手もあります。
あと、この状況になると、飲み物食べ物も買いに行けないので、並ぶ前にペットボトルを買ったり、あらかじめ帰り待ち用のおやつなどを確保しておくといいかもです。
何か楽しく過ごせるものを仕込んでおくのがお勧めです!
全力を出し切った人々の帰り道…シャトルバス乗り場へ向かいます
シャトルバスは次から次へと来てくれて有能。ありがとう…
シャトルバス〜泉大津駅までの道のり
私が体験した限りでは、シャトルバスは基本、座れます(補助席の可能性もあります)
ここで疲れをいやしつつ、南海線 泉大津駅まで向かいます。バスの渋滞があるので、普通に走るより時間はかかりますが、イライラしないよう、何か工夫できるといいですね。
動画やスマホゲームもいいですが、私は厚めの文庫本を持って行ってます 笑 時間がかかっても「あー面白かった、たくさん読めたわー」で終わるので、なかなかお勧めです。
泉大津駅に着くとなんか安心する
無事家(または宿)に帰るまでがフェス
一日中屋外で過ごし、日差しにあたった身体は思ったより疲れています。
無事ベッドにたどり着くまでがフェスだと思って、気をつけて帰りましょう…
泉大津市のこういうところ好き
夏フェスに行く時の持ち物についてはこちら↓
以上、はじめての人も勇気を出してフェスに行ってみたら想像以上の楽しみを見つけられるかも!?
☆実験的に、こんなサービスはじめてみました↓