4月から高校生の娘にお弁当を持たせる生活が始まった。
基本給食があった中学校と比べて、この点、朝の準備の手数が増え、天国から地獄へまっさかさまである。
起こして朝ごはんを何か準備すれば良かったところに、お弁当作り一式が加わる。
これが想像を超えて面倒でありプレッシャーとなった。
この短い記事で、とある「家事が苦手な主婦」(主婦と自覚した事がそもそもないが)が、どのような手順で学校のお弁当を準備しているか解説したい。
お弁当箱のメーカーさんや学校で権限を持つ人、これからお弁当生活が始まる家事ニガテ系主婦(同志よ…)はよければ参考にしてほしい。
お弁当は面倒くさい!「母の愛情弁当」の作業の現実
筆者は「母の愛情弁当」というような言葉にそもそも反感を持っている。
なぜ「父の愛情弁当」とかは無いのだ…
その「愛情弁当」を持たせるための作業を普通にやると、前の晩に(仕事でヘトヘトに疲れていたとしても)翌朝使う鍋、調理道具、食器、お弁当箱、水筒を洗い、炊飯器にお米をセットしてタイマーのスイッチを入れる。これに1時間(私はかかる)
※ちなみに、炊飯器タイマーのスイッチの入れ忘れ対策として「サトウのごはん」を常備しておくとリスク管理になる。「ごはんがない!」という事態を防げる。
翌朝、早起きして調理してお弁当箱に詰める。
これに1時間(私はかかる)
仕事をしながら子育てをやってきた私であるが、一貫して家事全般が好きではないし得意にもならなかった。家事には金銭による報酬が出ない。めんどくさい。できれば他人に任せたい。
朝が苦手な母が考えたお弁当の作り方手順
それはそうと、現実的な解決策として、以下の方法で作成してみることにした。
1)2段式のお弁当箱を準備して、上の段に事前に準備して冷凍しておいたおかずを詰め込む。
2)当日の朝は、ごはん(これも事前に炊いて1食分ずつラップに包んで冷凍しておく)をレンジで温めて、アツアツの状態でお弁当箱の下の段に詰める。
3)お弁当箱の上下を合体して持っていかせる
4)お昼にアツアツごはん効果により、丁度よくカチコチに冷凍していたおかずが解凍されている!(子供によると、そうらしい)
お弁当箱の選び方は、部品が少なく、食洗器対応のもの
この方法に合うものを探し、ロフトやら東急ハンズやらを1時間以上
巡回して、やっと理想のお弁当箱を見つけた。
条件はこれ↓
1)2段式(上におかず、下にごはんでシンプルに考えられるから)
2)食器洗い機、電子レンジ対応
(今の時代マストだと思うのだが、意外とそうじゃないものも多い)
3)パーツが少ない(=洗う部品が少ない、セットし忘れが防げる)
で、やっと条件にあうものを見つけた…!
1.容器下段(主にごはんを入れる)2.容器下段のフタ 3.容器上段(主におかずを入れる)4.容器上段のフタ 5.容器上段のフタにかぶせるデザイン性のあるフタ
それでもパーツは5つあるが、昨今のオーバークオリティなニッポンのお弁当箱事情からすると、少ない方なんである。
2段を合体する付属品として、太目のゴムバンドがついている。 これがいい。
なくしても、何かで代用できるし。(なんだろう、ヘアゴム…とか!?)
本体に留め具がついているものも多いけれど、 どんだけ洗いづらいか。
しかも壊れたら代わりがきかないやつ。
保冷材入りのふたとか、密封するための端っこの取り外しできるゴムとか、
ふたの中に仕込まれたセットの箸とか、ぜーーーんぶ、いらないわ!!
どんだけ洗うのめんどくさいかだよ!
検索するとこんな感じ↓で出てくるけど、洗うの面倒そうなやつが大半…
こういうニーズを持ってる家事下位層もじつはけっこういるはず、
と 私は思っている。
そういうわけで、関係者のみなさま、よろしくご検討おねがいいたします。
※というか、私くらいの家事低レベルだと、もはや、学食が充実している学校に入って毎日ランチを提供してもらうべきだったのだが、受験の方に必死すぎてそれどころでは無かったのは、また別の話。
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画像:Pixabay より
@solamiremi