空見 玲海の日記 ~お前は何をする人ぞ~

ソラミ レミです(もちろんペンネーム)。筆者が興味を持ったことやトライした事を、ジャンルごちゃまぜで書いていくブログです。世の中っておもしれぇ!何かあなたの役に立つといいな。

【美容室が苦手なあなたへ】美容師さんとの話題について説明するよ【女子向け】

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髪を切りたい。
美容室・ヘアサロンにそろそろ行く時期だけど、行きたくないな、面倒だな、美容師さんに話しかけられるのが苦手…という方、まあまあいるみたいですね。


この記事では、元・美容室で緊張して挙動不審だった系の筆者が、トライ&エラーを繰り返しながら、また話しやすい美容師さんに「こんな場合、美容師さんはお客さんにどうしてほしいか」を聞きながら長年かけて確立した、美容室で適度なコミュニケーションをとり、またはそっとしておいてもらい、快適に過ごせるコツをお伝えします。

 

 もくじ

 

 


美容室の選び方


美容室は密集しているエリアというのが、大都市の場合はあります。
筆者の経験上、競争の厳しいエリアで安定して続いているお店は総合的にうまいです。


「自分が腕のいい○才くらいの美容師だとして、どのエリアのどういうお店で働きたいか?」という事を想像してみてください。


…おしゃれなお店が集まっているエリアに行きたい、と基本的には思うのではないでしょうか?


「おしゃれなお店」にも得意ジャンルや想定しているお客さんというのがあります。


最先端モード系、ヴィジュアル系バンドも担当できるようなハードコア系、モテ髪プロデュース系、ナチュラル系…
お店のホームページなどにコンセプトを書いてある所も多いですね。


この系統は、自分のなりたいイメージに合っている方が疲れなくていいです。


今のところ、この仮説に基づいて地域を絞り込んで、お店をいくつかピックアップすると、その中で当たりは見つけられる、という感じです。

 


お店を選ぶ基準に無いのは


「家の近くだから」選ぶ、という事はしません。(子供が小さくて全然時間が取れないなど、事情がある時は筆者も近所の美容室に行っていました。その場合、子供のカットも頼めそうか、いくらでやってくれるのか、もリサーチしていました)


また、自分の知り合いで、髪型がすごくステキな人を捕まえて、「どのエリアのお店に行ってる?」と聞いたりします。


お店を紹介できる人はしてくれますし、
お店がカブりたくないなどの場合でも、エリアくらいは教えてくれます。
(おしゃれな人は、家から遠くてもおしゃれエリアの美容室に行っていたんです)

 

 


髪型の希望の伝え方


どうやって髪型の希望を伝えるか、難しいですよね。専門用語もわからないし。

 

王道はこれです。
・雑誌の切り抜きや、スマホでなりたいヘアスタイルを検索してスクショしたものをいくつか持っていく。
→「モデルさんと顔が全然ちがう!」と思っても大丈夫です。みんなそうですから  笑


美容師さんが知りたいのは、あなたの好みです。どんな系統のヘアスタイルが理想なのか知りたいだけです。


その上で、
「これとか、これみたいな髪型にしたいんですけど、私の髪質とか、見た目のタイプに合わせてアレンジできそうですか?」


「やめた方が良さそうだったら、似たイメージでおすすめのヘアスタイルはありますか?」


みたいに希望を言ったり、意見を聞くと、たいていはいい提案をしてくれます。


この段階でうまく提案できない美容師さんは、新人さんで実は向こうも緊張しているのかもしれません。


働き方が過酷なので、長く続く人が少ない業界と言われてるので…

 


初対面の美容師さんとの最初のコミュニケーションのとり方


今日はじめて来たお店の、今日はじめて会った美容師さんと、何を話せばいいのか。
そうでなくても、美容師さんと何を話して良いかわからない、だから美容室が苦痛、という人もけっこういるみたいですね。


確かに、自分のことをガツガツ質問してきて、しんどい美容師さんというのも、たまにいます。

美容師さん側もトークが得意な人ばかりではなく、それでもお店の偉い人から「お客さんと仲良くなるために会話しろ」と言われてたりするそうです。

(お疲れさまです…)
そういう場合、筆者は、逆質問して、美容師さんにしゃべってもらうようにしています。


美容、芸能、ファッション、など、人にもよりますが、美容師さんの得意そうなジャンルの質問をしたら、面白い話が聞けたりします。


チャラそうな男性美容師さんには、言える範囲でチャラエピソードを聞いたりもするのですが、けっこう笑えたりします。


美「お正月はどっか行くんすかー?」


ソ「うーん、特に。家で紅白歌合戦とかお笑いとか見ながら呑んだくれるのが最高に幸せですかねー。○○さんはどっか行きます?地元に帰るとか」


美「いや、地元には帰らないんですけど、○○へスノーボードしに行きます!」


ソ「おー、スノボやるんですか!けっこう滑れるんですか?私も昔ちょっとだけ挑戦しましたけど」


美「いえ、僕も全然滑れないんですよー。だから、スノボを小脇に抱えて、レストランロッジの周りをひたすらウロウロして、かわいい女の子探して声かけるんです」


ソ「(爆笑)じゃあ、カッコいいウェアとか揃えたんですか?滑らないけど?」


美「はい!めちゃめちゃオシャレなウェア揃えたんで、金欠なんですよー」


ソ「じゃあもう、リフトとかには乗らない感じ?」


美「あー、全然乗りません(断言)」


ソ(…たしかにスキー場のロッジの周りウロウロしてるメンズっているよなー、この人たちか!笑笑)


みたいな。
なんか清々しくチャラくて可愛げすらある。


同じお店でも、たいてい色んなキャラの人がいるので、合う人を指名すると良いですね。

 


同性の美容師さん、異性の美容師さんのメリットとデメリット


筆者の場合は、同性でも異性でも、フィーリングの合う美容師さんかどうかが大事なので、性別にこだわりは無いのですが、ここは好みが分かれるところですね。


10代とかの頃は、何を話していいか分からないので、男性美容師さんはニガテでした。


20代くらいになると、自分には無い視点の話が聞けるし、この髪型は男性からはどう見えるか、も聞けるので、人によってはなかなか良いかなと。


まあ、好きな髪型にするのはするんですが、指差して腹抱えて笑われない程度におかしくないか、は一応確認しときたいので。
(そんな風に仕上げる人はいないと信じたいが)


女性美容師さんの場合は、男性美容師さんに聞きにくいことも聞ける、ってとこはありますね。

 


あまり話しかけてほしくない場合は


この希望を持つ人は多いですね。
特に知的職業についている人に多いような気はします。基本的に話題が合わないから、読書とかしていたい、という。


現代はこの希望に沿ってくれるサロンは増えてきているようです。
そんな場合は、ひととおりオーダーを聞いた後は、デジタル雑誌の入ったiPadを渡してくれたり、持ち込んだ本を読ませてくれたりします。
あとは、黙々と作業してくれる。
そんなお店もあるようです。


ストレスフリーですね。


また、そこまで「喋りたくない訳ではなく、自分と違う世界で生きている人と、何を話したらいいのかわからないだけ」
という方は、次の項をご覧ください。

 


美容師さんとの話題、だいたいコレでいける


よほど相性の悪い相手でない限り、人は掘り出したら自分の知らない面白いエピソードを持っている


というのが筆者の持論です。
比較的、美容師さんと話しやすい話題は下記です。


・ヘアスタイルや、美容について
ヘアアイロンを買うなら、どのメーカーの、直径何ミリが自分に合いそうか、とか。
(アイロンの使い方が下手だ、という話をしたら、その場で練習させてくれた美容師さんもいた)


・趣味。映画とか音楽とかインドアな趣味を持っている人もいれば、休みが少ない仕事なのにサーフィンなどを趣味としている人もいる。
趣味が合えば、普通に話が広がるし、合わなければ、知らない世界の話を聞けるので、話題を振れば話し上手な人は面白く話してくれる。


・街の情報について。その美容室の周辺で、○○を買いたいのだけど、いいお店はないか、とか。
たまに耳寄り情報が聞ける。他のお客さんとかから情報が入ってたりもするので。


・地元、出身地の話。大都市の美容室の場合、地方から出てきている美容師さんも多い。その地方の観光名所の話、くらいから入って、県民に対するNGワードなどを聞くと面白い答えが返ってくる。


(九州の人に、「顔立ちがはっきりしてて羨ましい」と言ったら傷つく、塩顔に憧れてるとか。鳥取県出身の人は、島根県とよく間違われるし、逆もよくあるけど、全然違うから!とか。沖縄の人は色白になりたいから、小麦色の肌を褒められても嬉しくないとか。)

 


カット・カラー中やシャンプー中の困りごとへの対応


・顔がかゆいけど掻いていい?
カット中は、ハサミがあたると危ないので(プロのハサミはとてもよく切れるらしい)一応、「あ、すいません、ちょっとおでこかきますね」とか声をかけてます。
シャンプー中は、普通に顔を触っても何も言われません。


・シャンプー中に顔にかけた布がずれた
普通に自分の手で直して大丈夫です!


はるか昔、なんか手を出したらダメな気がして布の下の口の動きで何とか元にもどそうした純情乙女(!?)は私だ


・シャンプー中だけどお手洗いに行きたい
「すみません」と手を上げて声をかけましょう。「キリがいいところでお手洗いに行きたいです」と言っておくと、何とかしてくれます。他にもそういうお客さんいますから…


・出来上がった髪型が気に入らない
これ、言いづらいけど、言った方がいいです。パーマかけたけど、ぜんぜんかかってないとか。カットが揃ってなくて気になるところがあるとか。
美容師さんも、うすうす「うまくいってないかな…」と思う場合もあるそうなので。
パーマやカラーであれば、ちょっと日を置いて数日後、追加料金なしで修正してくれたりするそうです。


カットを切り過ぎてる場合は…
言いにくいですね  笑
「もうちょっと長めが良かったな…」と意思表示はしておく、くらいでしょうか。

 

美容師さんがヘアケア商品やスタイリング剤の売り込みをかけてくる時

カット・カラーやシャンプーの最中のトークで、たしかにちょっと良さそうだけど、普段づかいには高価なヘア関連の商品を売り込みしてくる事ってありますよね。

かつては、これが苦手で美容室へ行くのがイヤだった時期が筆者にもあります。

美容師さんに事情を聞くと、ケア用品のメーカーからノルマ?のようなものを期待されている場合があるらしいです。毎月一定以上購入しないと、継続取引できないなど。

 

でもこれも、カット・カラー・パーマ等の施術料金でモトをとれている美容室では、そこまでうるさくありません。適当にお話に相槌をうって

「いいですねー、でも今回は大丈夫です(^▽^)」で、普通は断れます。

協力してあげたい美容師さんに出会った場合は、5回に1回くらいは(少ない?)数千円協力することもある、という感じです。

 

それで満足してくれなかったり、あまりにも売り込みがしつこかったら、そうでないお店に乗り換えてます。


シャンプー・リンスのときの「どこかかゆいところや、流したりないところはないですか?」という謎の質問の意味


かゆいところがあれば、言うように最近はしてます。「大丈夫です」って言うのは日本人の特徴で、欧米の人はガンガン希望を言ってくる、ってどこかで読んだので。


また、してもらってる方は見える訳が無いのに「流したりないところ」なんて分かるのか、という疑問については、「もう少しでシャンプー終わりますからね」「起きてますかー?」みたいな意味で、声かけをしたい、という所から言ってるようです。


ほんとに流し忘れてる所がある場合以外は
「大丈夫でーす」と答えています。 

 


基本的な「対応法」を身につけておけば、楽しめるようになる


自分がお金を払って「お客さん」となって行く美容室やヘアサロン。本来は、楽しくあるべき場所ですよね。


最近は、初見のお店に入った場合は、カウンセリングシートなどで、話しかけてほしいかどうか聞いてくれる所も増えました。


そういうステップを踏まないお店で、あなたへあれこれ質問する目的は、
・この人はどういうライフスタイルの人か
・どんな髪型が適しているだろうか


を確認するため、というのが大きいでしょう。


ほかは、
・どんな人か分からない人の髪を扱うの怖い
・しばらく時間を共にするのに、ある程度関係性をつくらないと声かけづらいし、疲れる
なのかなと。


そうだとすれば
・最小限美容師さんに伝えた方がいいこと
(学校や職業の関係で、髪染めはNG、とか、髪をまとめないといけない部活や職業だから、短くしすぎてはいけない、とか、ヘアアレンジが下手だから、なるべくカットだけでキメたいとか)


・コミュニケーションとりたいだけだから適当に答えても大丈夫なこと
(お休みの日は何してるんですか、とか、お盆は実家に帰るんですか、とか、この後何か予定あるんですか、とか)


という二つの対応を考えておけば良いのです。


※この後何か予定あるんですか、については、待ち合わせの時間とか決まってたら、終わり時間を調節しなくては、とか、予定によって仕上げのセットを替えてあげよう、とかいう配慮もあるそうです。
美容師さんに聞きました  笑


「これから女子同士集まって、食事しながら見た目をマウンティングするんですよ(半分嘘)」
って言ったら、めちゃめちゃオシャレに巻いてくれた事もありました。

 


それでも美容室が嫌な場所なら、担当者やお店やエリアを変えてみては?


家の近所が田舎すぎると(過去の私だ)そもそもお店の選択肢が少なすぎて、どうしようもなかったりします。


時間のとれる時に、美容室密集エリアの人気店を予約して、数回行ってみると、自分の美容室嫌いがお店のせいなのか、性格的にどのお店でもダメなのか、どっちかわかりますね。

 


イヤイヤ行ったとしても、ある程度の時間の滞在が必要な場所。それが美容室。


せっかくだから、いろいろ実験して、快適に過ごせる空間にしたいですね。
ここまで、筆者の経験や美容師さんに興味本位で質問した事をもとに書いてきました。
 

よかったら参考にしてくださいね。